慶事の水引

結び切り
結婚祝い、結納などの婚礼に関する水引はすべてこの「結び切り」を用います。結び切りの水引には二度と繰り返さないようにという意味があり、ほどけない結び方を用います。近年多く販売されている飾り水引でも問題なく使用することが出来ます。
また、お見舞いも結び切りの水引で、病気はめでたいことではないですが「回復を願う」という気持ちから紅白の水引を使用し、のしはつけない。
蝶結び
一般慶事はこちらの「蝶結び」を用います。水引の色は一般的には紅白、金銀、金赤が使われます。ほどけてもまた結びなおせる結び方から、何度繰り返してもよいお祝いごとに用います。お誕生日、出産、入学、卒業などのお祝いに。

 

弔事の水引

結び切り 弔事のお金包みと水引は白黒、または双銀が一般的に用いられます。のしはつけない。一般的に四十九日に霊が三途の川を渡る日とされこの日を境に忌明けとなります。 

告別式やお葬式に参列する際は一般的に「ご霊前」ののし袋を用い、名前は薄墨で記入する。また、香典袋に入れるお金は新札を避ける。これは新札だと「この日のために用意しておいた」ととられるためです。
四十九日以降の法要は一般的にご仏前ののし袋を用います。